マンションリフォームガイド

日本は空前のエコブームの真っ只中にあります。平成13年に施行された「家電リサイクル法」を始め、「エコカー減税」や「エコカー補助金」など、誰しも聞いたことがある制度でしょうか。スーパーなどで展開されている「マイバッグ運動」などは、生産するのに大量の石油を必要とし、それ自体も使った後はゴミになる「レジ袋」を削減しようという動きです。国が明確な方針として、「循環型社会」というモデルを目指していることも大きいですが、それ以上に消費者の意識も社会の成熟と共に変遷していっている現われなのでしょう。まだ使えるものを大事にし、限りある資源を大切にする、今ある古いものを再生し、より価値を高めて再利用するなどといった動きは、先進国に相応しいものと言えるでしょう。

不動産業界にもこの「循環型社会」を目指す流れが及んでいます。古くなった建物を再生・修理・改造するという「リフォーム」という言葉を聞いたことがあるのでは無いのでしょうか。これは英語で「reform」と書く言葉ですが、そもそもの意味は「改心する」というものであり、和製英語の一種となっています。似たような言葉に「リノベーション」というものがありますが、そちらのほうが本来の英語の意味としては近いでしょう。とはいえ、日本の建築・不動産・賃貸業界で使われる「リフォーム」と「リノベーション」はほぼ同じ意味として扱われていて明確な違いはありません。強いて言えば、「リフォーム」は、古くなったものを綺麗にしたり、瑕疵があるものを修理したりする「再生」に比重が置かれるケースが多く、それに対して「リノベーション」は、素材をまったく別の新しいものに作り変えて価値を高める「改造」に比重を置いて使われるケースが多いということでしょうか。今、消費者の間では、中古マンションを購入し自分の好みにリフォームする「マンションリフォーム」が注目を集めています。今回は、マンションリフォーム特集と題し、詳しく紹介していきます。

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